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ドラゴンボール (アニメ) : ミニ英和和英辞書
ドラゴンボール (アニメ)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ドラゴンボール (アニメ) : ウィキペディア日本語版
ドラゴンボール (アニメ)[ちょうおん]


ドラゴンボール』 (DRAGON BALL) は、鳥山明の同名の漫画ドラゴンボール』を原作とするテレビアニメ1986年2月26日から1989年4月19日までフジテレビ系で放送された。全153話で番組としては終了するが、ストーリーはそのまま後続番組『ドラゴンボールZ』に続く。
作品のDVD化と、それに伴う全巻購入キャンペーンの際には『Z』などとの差別化のために、公式ウェブサイトなどで『元祖ドラゴンボール』や、略称として『元祖』と呼称されている。
== 概要 ==
原作のうち、連載開始から第23回天下一武道会までの部分のアニメ化に当たる。シリーズ初期は秘宝「ドラゴンボール」を集める冒険活劇だったが、徐々に挌闘路線へとシフトしていく。
基本的には原作漫画をそのまま踏襲しているが、一部アニメのみのオリジナルエピソードや設定もある。これは、原作がまだ週刊連載中にアニメ化され、原作をそのままアニメにした場合、アニメ1話分には尺が足らず原作の連載にすぐに追いついてしまうことを防ぐため、アニメスタッフがオリジナルの話を入れて調節したためである〔「大全集1に掲載されなかった貴重なイラスト達 わしとアニメ」『ドラゴンボール大全集7巻』、集英社、1996年2月25日、167頁。〕。アニメ制作に原作者の鳥山明は基本的に関わっていない〔が、アニメオリジナルのエピソードやキャラクターのアイデア〔終盤に登場する牛魔王の私服や火喰い鳥のデザイン、設定など。〕をいくつか提供している〔『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、67頁。〕。
後の『ドラゴンボールZ』と比較してアニメオリジナルの冒険ストーリーを多く描いており、第22回天下一武道会前の孫悟空の「修行の旅編〔『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、ISBN 978-4087925050、106、110頁。〕」、神様の下での「天界修行編〔」などの他、第23回天下一武道会終了後には5話に渡って悟空とチチをメインとした冒険ストーリー「炎の中のウエディングドレス編〔」が描かれている。鳥山は「正直言うと始めの頃のアニメは、なんとなくどこかにDr.スランプ的な優しさというか、ちょっと甘さを引きずっていて、あまり好きではなかった覚えがありますが、昔のほうがかわいくてスキって人もけっこう多いみたいですね」と語っている〔『ドラゴンボール大全集』3巻 13頁〕。また鳥山は「アニメ化の際、スタッフに全てお任せするつもりだったので、特に要望は無かった。ただしばらくして、健全な方向に行き過ぎていると感じて、その時だけは注意させていただきました〔「鳥山明わしがお答えしまっせ」『DRAGON BALL 極限バトルコレクションラウンド02』集英社、2010年8月9日、ISBN 4-08-874841-7、89頁。〕」、「僕はあまり口は出さないほうで、最初は要望は無かったが、実際に放送を観た時に、もう少しメルヘンチックにしたかったので、その部分は言ったことがある〔渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 3巻』集英社、1995年9月9日、ISBN 4-08-782753-4、204頁。〕」、「カラフルすぎて『Dr.スランプ アラレちゃん』の色味を引きずりすぎているかな、という話をした〔ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明×中鶴勝祥対談」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、95頁。〕」と語っている。
チーフデザイナーの辻忠直以外のスタッフは、 前番組の『Dr.スランプ アラレちゃん』から引き継いだ東映動画のスタッフ陣で、脚本や作画監督、演出、美術なども前番組の『Dr.スランプ アラレちゃん』から引き継いでいるが、原作の人気に反して視聴率は徐々に落ちて行った。当時、鳥山の担当編集者だった鳥嶋和彦が悟空がピッコロを貫くアニメのシーンを観て、「『Dr.スランプ』の甘い感じを引きずっておりアクションに徹しきれていない」「これは駄目だ」と思ってフジテレビと相談してプロデューサーに降りてもらい、新番組『Z』開始へとつながった〔「鳥嶋和彦 鳥山先生と築いたヒストリー」『サンケイスポーツ特別版 ドラゴンボールZ復活の「F」新聞』サンケイスポーツ、2015年4月18日、28面。〕。
「アラレフィーバー」を起こした前番組の『Dr.スランプ アラレちゃん』と比べると関連商品は不振に終わり、放映途中でバンダイは「(『ドラゴンボール』の)マーチャンはおしまい」と述べている〔。当時の東映動画も同時期では『聖闘士星矢』の方が商品化収入が大きいと語っている〔マーチャンダイジングライツレポート1988年1月号〕。ただしファミリーコンピュータソフトのみは売れた。
また、第56話-57話は、『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャラクターが登場し、本作の主人公である孫悟空ブルー将軍以外の『ドラゴンボール』のキャラクターは登場しない〔エンディングの声の出演のテロップも孫悟空とブルー将軍以外は、『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャラクターとなっている。〕。原作とアニメではペンギン村の季節や登場する住民が一部異なり、『Dr.スランプ アラレちゃん』のBGMが使用されている。第56話『うほほーい!アラレ雲にのる』は29.2%で、本作で2番目に高い視聴率だった〔ビデオリサーチ 関東地区調べ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドラゴンボール (アニメ)」の詳細全文を読む




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